臨床心理士によるアスペルガー症候群、発達障害の子育てプログラム

アスペルガー症候群、子供の場合。

あなたの周りにちょっと困ったな、自分の知っている子供とは何かが違うな、と思われる子供がいたとしたら、アスペルガー症候群の子供かも知れません。
アスペルガー症候群は自閉症のタイプのひとつです。
風変わりな行動を「わざとしている」とか「ふざけている」とか決め付ける前にアスペルガー症候群の子供特有の行動・言動なのかもと考えて見てください。
アスペルガー症候群の子供を理解するには、まず「知る」ことが大切です。
彼らはものの見方や感じ方が『一般の子供』とは多少異なるところを持っていることが分かっています。
最近までほとんど知られていなかった、アスペルガー症候群の子供についての誤解と偏見があるのは残念なことです。アスペルガー症候群の子供が身近にいたら、理解しわかってあげて下さい

アスペルガー症候群、大人の場合。

普段 私達は家族や職場、それ以外でもあらゆる場面で人と接し何気 ない会話や雰囲気から多くの情報を集め、自分以外の人の感情や状態を読み取り理解しようとしています。
アスペルガー症候群の大人はこの能力が欠けており、人の心を推し量り理解することが出来ない。
アスペルガー症候群の大人は、仕草や状況、他人の微笑み (はにかみ・苦笑い・泣き笑い)を見ることは出来ても、相手を理解し、相手の伝えようとしていることを汲み取ることが苦手であり不可能です。しかし、表情や仕草で他人の意図していることを読み取ることに不自由がないアスペルガー症候群の大人もいます。
また、彼らはアイコンタクトが困難であることが多く、ほとんどアイコンタクトをしない、反対に他人にとって不快に感じるくらいに、じっとその人の目を見つめてしまうようなタイプもいます。
アスペルガー症候群の大人は、我々と同様に、あるいはそれ以上に感情に対し反応をするが、何にたいして反応するかは常に違っています。
アスペルガー症候群の大人に欠けているものは、他人を理解し、自分の感情を表情やアイコンタクト・雰囲気等で他人に伝えることです。

アスペルガー症候群の治療*子供への対処法

アスペルガー症候群の子供たちの病状は、発育と同時に目立たなくなる障害と言われています。
アスペルガー症候群の子供の障害の程度は各人によりさまざまであり、また大人になってからも、アスペルガー症候群の人にあった分野で仕事をしている人もいます。
アスペルガー症候群の子供は、自分の興味があることにだけ、大人でさえ出来ないような精緻で微細な作品を創作したり、大学教授のような知識を持っている場合もあり、 アスペルガーは芸術家やプログラマー、NASA職員などにも多数いるようです。 
アインシュタイン、ニュートンもアスペルガー症候群だったと言われています。
アスペルガー症候群をよく理解し、一風変わった行動をとったとしても多くはアスペルガー症候群特有の障害のために生じている、と理解してあげましょう。
また、次のようなアスペルガー症候群の子供の行動に対し対処の仕方に注意しましょう。
・騒々しい環境が苦手なので、落着いた静かな環境にしてあげましょう。
・感情的になり、大声でしかったりすることは禁物です。
・大人には無駄に見える事に関心を持つ事がありますが、無理やり取り上げるのではなく、こだわりを持ったものに集中させてあげましょう。
・否定的な言葉には敏感に反応し、自信を失いがちです。親はできるだけ肯定的に接し、アスペルガー症候群の子どもを褒めるようにしましょう。

アスペルガー症候群の悩みを解決、臨床心理士の発達障害の子育てプログラム

Copyright © 2008 アスペルガー症候群とその対応法